1.こだわりの前加工 きものアシストの仕立前加工 1.こだわりの前加工 きものアシストでは着物の仕立て前加工からこだわり、生地の性質や状態に合わせたベストな加工が行えるように最善を尽くしています。いずれの作業も、京都市が選定した京都市伝統産業技術功労者の辻正治さんなど確かな技術をもつ職人さんを中心に、信頼できる工房のみに依頼しています。私たちも各段階で細かくチェックを行い、お客様の大切な着物の生地を仕上げていきます。 0.5 酵素処理 秘伝の酵素抜き溶液 ※酵素処理は生地の状態により必要に応じて行います。生地についた糊を分解してカビの原因を取り除き、生地の状態を向上させる酵素処理。きものアシストでは辻正治さん(京都市伝統産業技術功労者)の工房に作業を依頼。生地の性質や状態により酵素をつける時間を見極め、脱水の加減を調整できるのは、技術の高い職人さんだからこそ。こちらで施した酵素処理の生地には、酵素独特の鼻をつく臭いもございません。機械やマニュアルに任せず、職人さんの手作業で最適の加工処理を行っています。 2.防カビ加工 着物を長くご愛用いただくために、きものアシストでは防カビ加工もおすすめしております。一度着物についたカビはそれを取り除く処理により、生地を傷めて色が変色してしまうことも。そうならないよう、特殊な薬品を使って事前にカビの原因となる菌を徹底的に除去します。 3.手のし・湯のし のし工程 手のし・湯のしとは、生地の長さや幅を一定に揃えるため、専用の機械で蒸気を当ててシワや縮みを伸ばす作業。着物を仕立てる前の最初の工程です。生地に合わせて手動で蒸気の加減やスピードを細かく調整する、職人技が求められる作業です。 4.シルクのし柔軟加工 柔軟加工。生地を和紙のローラーで叩くようなイメージです きものアシストでは通常の着物仕立て前加工では珍しい、シルクのし柔軟加工を行っています。こちらの加工処理を加えると着物が柔らかくしなやかに、美しい風合いに仕上がります。また着用時につくシワが取れやすく、生地の擦れによる色抜けが起こりにくくなり、お手入れをしやすくなると評判いただいております。きものアシストでは、辻正治さん(京都市伝統産業技術功労者)の工房にて、特殊なロールが入った機械で生地をほぐす独自の加工処理を施しています。きものアシストが誇るシルクのし柔軟加工を、ぜひ一度お試しください。 5.縮み加工(生地復元加工) 縮み加工 生地の状態によりおすすめしているのが、こちらの縮み加工(生地復元加工)。湯のしの工程などで伸びた生地を、元の状態に戻す加工です。ふっくらと仕上がり、生地の状態も良くなります。こちらの加工処理を施すことで、日常のクリーニングなどでの縮みも減ります。お客様の生地がこちらの加工に適しているか、お気軽にご相談ください。